ＷＥＢ予約
求人案内
めまい
めまい
めまいの症状
身体のバランスは耳の中にある内耳という部分だけでなく、目からの情報、皮膚や筋肉からの深部知覚の情報を総合的に判断して保っています。めまいは内耳や目、深部知覚のセンサーや判断する脳に異常をきたすことでおこります。
内耳の異常からおこるめまいにはメニエール病や良性発作性めまい、前庭神経炎などがあります。急性期にはぐるぐると回る回転性めまいで、慢性期になるとふわふわする浮動性めまいであることが多いです。
主な病気には以下のものがあります。
めまいの中で最も多い病気です。寝返りなどの頭の位置や頭を動かすことによって誘発されます。ぐるぐる回るめまいが数秒から数十秒で治まり、難聴や耳鳴は伴いません。内耳と呼ばれる聞こえの神経やバランスを司っている部分の中にある耳石という石の一部がはがれ浮遊し、頭の動きで移動するためにめまいが生じるとされています。
多くの場合、普通の生活を送っている間に数週間で収まってくることが多いです。
難聴、耳鳴、耳のつまり感などを伴うめまいを繰り返す病気です。難聴はめまいの前後に悪化し、めまいが治まるとともによくなりますが、発作を繰り返すにつれて悪化していくこともあります。
ストレスや低気圧、季節の変わり目などが影響を与えているとされています。
内耳へのウイルス感染が原因ではないかといわれています。症状は激しい回転性めまいが特徴的で聞こえが悪くなることはありません。症状が強い場合は点滴や薬物療法を行うこともあります。
めまいのほとんどは内耳が原因でおこりますが、脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などの脳が原因で起こることもあります。めまいだけでなく、ろれつが回らない、手足がしびれる、頭痛がひどいなどの症状があったら、脳が原因であることを疑います。その場合はすぐに脳外科や神経内科を紹介します。
立ち上がった時などに目の前が真っ暗になり座りこんでしまうという症状が起こります。いわゆる立ちくらみです。立ち上がった時には通常は脳に血流が不足しないように血管や脈の調整を体が反応的に調整しますが、その機能が弱いと起こります。
首をねじったり伸ばしたり、後ろを振り返るなど首を回したときにめまいが生じるという症状がおこります。デスクワークが多い方や同じ姿勢を続ける方に多く見られます。
片頭痛と関連するめまいです。特徴は頭痛と関連してめまいが起こり、しばしば繰り返すことです。難聴はなく、治療は片頭痛の予防治療を行います。